画像:Profile of Hokkaido Development |北海道開発局 (mlit.go.jp)
国土交通省の社会資本整備審議会部会が12日に北海道横断自動車道の俱知安―ニセコ間の新規事業化を妥当と判断したことで、新年度からの着手が事実上決まり、長年要望していた沿線からは歓迎の声が上がった。新千歳空港や札幌圏からニセコ地域へのアクセスが向上するとともに、医療や防災対応の強化に期待がかかる。
国交省の資料では、現在、新千歳空港~ニセコ間は161kmで2時間48分。高速道路がニセコまで開通すれば、158kmで2時間16分となり、32分短縮となっている。しかし、実際にはニセコ町中心部から新千歳までは約105Kmで約2時間。海周りで札幌の手稲や西区に向かうには便利だが、時間的なメリットはそんなにないように思える。札幌の中心部に行くなら、今後も国道230号線を使い、中山峠経由の高速道路を使わないルートとなる。
現状、ニセコから新千歳空港へ向かうルートは、高速道路を通らない支笏湖を経由する453号線の美笛峠ルートが一般的。高速道路が開通しても、453号線経由より大回りなため、所要時間が大きく短縮にはならない。しかし、峠越えをしなくて済むため、冬道の運転に慣れていない人は高速道路を利用する人が増えると思われる。今回の高速道路開通は、時間的なメリットもさることながら途中下車による観光促進と、有事の際に移動を円滑にするために役立つであろう。ニセコ観光圏の発展に期待します。
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