外国人労働者向けの大規模共同住宅(1200人規模)が倶知安市街地に計画 住民から懸念の声も

ニセコ不動産投資ニュース

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【倶知安】国際リゾート「ニセコ」の中核としてにぎわう後志管内倶知安町の市街地に、リゾートで働く外国人従業員らが住む大規模共同住宅街を開発する計画があることが分かった。予定地は町南6東2の約2.7ヘクタールの農地で、想定される居住者数は人口の1割近い約1200人。リゾート従業員の住居が著しく不足していることが背景にあり、これだけの規模の外国人向け住宅が市街地で計画されることは道内では珍しい。

 

ニセコ不動産マーケットの視点

倶知安町における外国人労働者の需要と住宅課題

倶知安町、特にニセコエリアでは外国人労働者の需要が急増 しています。その背景には、観光業の発展、人手不足、建設プロジェクトの拡大 などが挙げられます。

1. 観光業の成長と人手不足

  • ニセコは世界的スキーリゾート として人気が高く、冬季を中心に多くの外国人観光客が訪問。
  • ホテル・レストラン・スキー場では 英語対応スタッフの確保 が必須となり、オーストラリアや東南アジア出身のシーズンワーカー の需要が高まっています。


2. 建設ラッシュとインフラ整備の拡大

  • ホテルや高級別荘の開発が進行中 であり、建設業や設備管理分野で外国人労働者が活躍。


3. 外国人向け住宅不足と共同住宅計画

  • 労働者向けの住居不足が深刻化 し、企業が独自に宿泊施設を確保する動きが活発化。
  • 倶知安市街地に1200人規模の共同住宅 が計画されており、住宅需要に対応する一方、住民からは景観や治安の懸念 も挙がっています。


今後の見通し

  • 観光業のさらなる成長に伴い、外国人労働者の需要は継続的に増加 する見込み。
  • 一方で、地域住民との共生やインフラ整備 などの課題も浮き彫りになり、持続可能な開発 が求められています。

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