「リゾートの質向上」「ベッド数制限なく混雑心配」 倶知安町の新開発ルール 地元の評価が分かれる

ニセコ不動産投資ニュース

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【倶知安】後志管内倶知安町が環境や景観の保全のため、10月1日から運用するリゾート開発の新ルールは、実効性を巡り事業者や住民の評価が分かれている。乱開発抑止に一定の効果を発揮するとの見方がある一方、地域の宿泊施設の定員総数に規制がなく、過剰な集客による弊害を防ぎきれないとの懸念の声も。開発を適切に管理し、国際リゾートの競争力を高めるため、ルールは今後も不断の検証が求められそうだ。

Hokkaido News Papar2023.9.14

ニセコ不動産会社CEOの視点

景観の保護と町の発展。観光客の誘致とオーバーツーリズム(観光地に過度な観光客が押し寄せることで、地域住民の生活及び自然環境、そして景観に対して負の影響を与える状況のこと)国際的ブランド企業の誘致と投資抑制効果。見る人の状況によって答えが一つではないこの問題。まずは改革に一歩踏み出した。今後、どのように変わるのか見守っていきたい。